「システム系論文輪読会」と「システム系論文紹介Advent Calendar」を振り返る
Advent Calendar及び勉強会のまとめ(振り返り)ということで、論文紹介はスキップさせて頂きたい。
勉強会の様子
まず最初に、今年は勉強会の方、「システム系論文輪読会」は第4回(3月), 5回(5月), 6回(7月)の3回を開催した。 おかげさまで発表者・参加者の皆様ほどほど集まっていただけたように思う。 第6回はドワンゴ様に会場(セミナールーム)をお借りして開催できた(ありがとうございました)。 正直なところ、その6回目に限っていつもより人数が集まらなくて恐縮である。
第5, 6回は事前に読む論文のテーマをざっくりと決め、そのテーマでの論文紹介を発表者にお願いする形となった。 おかげで、おおまかなテーマに沿った論文について濃い議論する場を提供できたと思う。 欠点として、第6回は参加者の人数が少なくて議論があまり発展しなかった点にある。 そこは私が集客、テーマの集中さのざっくり加減など反省点であるため、次回に活かしたい。
Advent Calendar
自分のこと(自分の論文紹介)
初日(6日)目から、私のぬるい紹介で、ほぼ中身紹介してない紹介となったのは若干反省している。 とはいえ気を付けた点はあって、それは自分の意見とか考察を書けたら書いてみるという試みを今回してみた。 皆さん非常にレベルが高いので飽きないように、というのは言い訳で、論文とスライドを直に読んだ方が速いのは明らかなので、さくっと自分が書けそうなことといったら内容紹介よりも自分の意見や参考情報とか、ブログの読者にとって有益か無益かを見分けられる情報がよいかと考えた次第である。
Advent Calendar 今年で2年目のこと
現時点で8名だけでも表明いただいて感謝している次第。 昨年も10名+だったので、参加して論文紹介していただいて嬉しく思っている。 ちなみにシステム系論文輪読会のconnpassの方でもAdvent Calendarを告知(紹介)させてもらっている。
論文紹介のエントリ、どんな内容が多いかなーと思ったところ、昨年と同様に論文の構成をたどるように紹介いただいてる方が多い印象。 別の人が紹介文を書いても下手すると同じような紹介文を書く可能性があり、内容として何をピックアップするかというのはその人のセンスだったり技術力なんだと思う。
ここが欲しい、という点としては、個人の意見とか考察や、純粋な感想とか聞いてみたかった。 論文で感動することも少ないかもしれないが、あの論文はここが凄くてこの技術は勉強になった、みたいな点があるとその人の着眼点とかあって興味深く論文紹介をチェックできると思う。 小学生の作文じゃないんだから感想とかどうなのかと思うかもしれないが、論文紹介みたいなマイナーなことやってるんだし、自分が感じて読んでみての喜びとか感動とかもうちょっと表に出てもいいんじゃないかなと思った次第。 もちろん、それはポシティブでなく負の感情であるかもしれない、読むのがツライ苦しみであるとか(ブログには書きづらいネタでもある)。
まあ、そんなことを自分の論文紹介のときに書きたかったわけで、手堅く論文の構成にのっとりながら内容を紹介しつつ色んな感情をぶちまけたかったのが本音。
まとめ
今年は論文輪読会は会場準備ばかりだった、主催者なので当然だが、オーガナイザーである。 言い訳になるがそちらにかまけていて、自分のインプットは少なかった。 もっと論文読んでいきたい(インプットを増やしたい)のと、論文をバリバリ読む筋肉をつけたい。
また、来年はAdvent Calendarをやるにしても、理想となる形で書けたらいいなと思います。 今年もありがとうございました。 来年も輪読会ともどもよろしくお願いします!