始まり

電子ピアノを8月末に購入し、9月1日(日)に到着、練習を開始してちょうど1ヶ月(30日)経った。 きっかけとしては、7〜8月に引っ越しをし、これを機にピアノを始めてみようじゃないのという機運が高まった。 前の住居のときから弾きたい・練習したいとは思っていたのだが、居住空間が小さく現実的ではなかった。

そもそもとしてピアノ弾けるのか、というとほぼまったく弾けない。しかし経験としては小学校低学年のとき教室で習っていたので、楽譜は数えれば音階を読めるし義務教育レベルの楽譜の読み方ならなんとかなるだろうと思われるレベルというところからのスタート。ちなみに購入時点での私の年齢は31歳である。独身なので練習時間は割と取れるかな、という感じ。

練習していたら2,3年なんてあっという間に過ぎるだろうからやる決意をした。電子ピアノのモデルにもよるが金額面よりも場所を大きくとるということ、引っ越しのとき面倒などというネガティブな面もあったが、買う決断に至った。

ピアノ教室は通ってもいいけど、時間の拘束があるので現段階では敬遠しているところ。 大人のこの年齢から始める、という通いづらい気持ちもあり。 もしかしたら通うことがあってもいいかもしれない。

どのようにモデルを選んで買ったか

下調べとしてネットで10万〜、15万〜、20万〜くらいの価格帯や、メーカー毎のこだわりといった違いを調べておいた。

  • 音の良さ … ヨドバシカメラで買ったのだが、周囲がうるさくて正直よくわからなかった。弾けるレベルにないので、まともに自分で音を出して確認もできない。あまり気にしないことにした
  • 鍵盤の重さ、再現度 … 自分はグランドピアノで演奏するつもりがないので、特に気にしないことにした
  • 価格帯 … MBP(中ぐらいのスペック)が買えるくらいで20万円程度かな、と思っていた。結局はCASIOのミドルくらい(15万円丁度程度)を選択。店舗スタッフのおにーさんがCASIOからきていたから、というのもある。いきなり本気(鍵盤が木製で本物志向の製品)を選ぶのが怖じ気づいたというのもある

引っ越し前から仲介業者に言われていた、防音マットを忘れずに買った。 ヨドバシにきていたスタッフさん曰く別にホームセンターで買ってきても良いらしいが、面倒さの解決は金で買った。

購入した教本

練習スタート〜はじめの30日間

初期段階として、

  • 譜面(楽譜)が瞬時に読めない(ここがドだからドレミファソで〜と数えてしまう)
  • 指が何かを弾けるほど動かない

楽譜を読めるようにする

前者に関してはひたすら覚える。 小学校の時はいちいち数えていた記憶があるが、今は大人なので、瞬時に読めるようになろう、という目標のもと、現在も暗記に励んでいる。おおよそ読めるようにはなったが、完璧ではない(判別が遅い)。

このあたりのサイトは参考になりました。

なるべく新規にあたる楽譜も、数えないもしくは数えたりしても覚えるように訓練していく。現在も継続して暗記中。

弾けるようになるまで指の訓練

現段階で初心者用の教本がちょっとずつ弾けるようになってきたかも、というレベルなので、まだまだである。

これは「はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン 上巻」とバーナムピアノテクニックをやっている。最初にバーナムのほうで指の準備運動、練習をして、ピアノレッスンのほうの曲に取り組むというスタイル。

メヌエット ト長調 ピアノ バッハ (YouTube link)」の練習用にアレンジされたものがおそらく載っているので、それを今は繰り返している。

あとは、練習やっていてだれてくるのでモチベーションの維持のために好きなアーティストのピアノ(ソロ)楽譜を買ってきてメロディーを鳴らしたりして遊んだりしている。

最後に

電子ピアノ購入当初は毎日1日1時間練習をあてるというつもりだったが、だんだん飽きて短くなってきて最近は30,40分程度の練習で終えるようになってきてしまった。よろしくない。 それでも毎日電子ピアノには触っており、ピアノレッスンの上巻もほぼ終えているし、バーナムピアノテクニックは2冊目の折り返しにきている。

将来的に弾いた曲をYouTubeなどへアップロードできるといいなぁ、というのが近い未来のモチベーションである。

あと、練習はある意味「鍛錬」だと思っており、楽しく弾く以前の腕前なので、うまく弾けるようになるまでは退屈な鍛錬が続くのだろうなと思っている(『究極の鍛錬』という書籍があり、コーチ役がいないが、それの考え方が頭にある)。年齢的に若者でないというのは不利な要素なので、うまく時間を活かしたいところである。

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